Paulownia House
手芸・料理・お菓子のことと、たまに真面目なことを書いています
梅といえば・・・
今年も梅の季節がやってきました。
梅といっても花ではなく実。
我が家では2年おきに梅干を作るようにしています。
最近では健康のために塩分控えめの梅干が多いですが、自家製なので塩分は全然控えてません(笑)。塩分が少ないとすぐに痛むんですよね。冷蔵庫で保管できればいいのでしょうが、2キロ以上の梅干はまず無理です。なので、我が家の梅干は、昔ながらの辛くてすっぱい梅干です。小梅1個でご飯が一膳食べられます。
梅干というと難しそうな感じですが、実はそこまで難しくないんですよね。
面倒なのは、一晩水につけてアク抜きした梅のヘタと取って水分を拭き取る作業くらいでしょうか。水分を拭き取った梅を、熱湯で消毒したビンの中に梅→塩→梅→塩の順番で入れていって、最後に塩を乗せ、重しをして置いておくだけです。梅の熟れ具合にもよりますが、2日目くらいから水が上がってきます。これを2週間ほどしたら取り出し、網にあげて3日間ほど干します(土用干し)。このとき、赤しそを塩もみし、梅から出た水分をあわせ清潔なビンにいれておきます。干した梅を容器に戻し、梅と赤しそを交互に入れ、最後にビンに保管していた梅酢を入れて保管します。2ヶ月くらいから食べられます。
塩の量は、私は梅の20%くらい使っています。これくらい入れると2年でも3年でも保存できます。
土用干しは必ずしなきゃならない訳ではないようで、実家の母は干してませんでした。ただ、干すと果肉が少々柔らかくなるので私は干すようにしています。干さない場合は、梅酢が上がってきた時点で赤しそを入れればいいようです。
今年は、小梅を2キロ、大梅を1キロつけました。
夏の終わり頃には食べられそうです。(左が小梅、右が大梅)
ちなみに、重しはビー玉や園芸用の砂利です。ビニール袋を3つくらい重ねた中に梅と同じ重さになるように入れて梅の上にドン!です。これだと、形を自由に変えられるのでわざわざ重しの大きさに合わせて容器を準備しなくていいので、私はずっとこのやり方で漬けてます。
さて、今年は一緒に梅酒も造りました。梅酒作りは3年ぶり。
梅1キロ、氷砂糖400グラム、ホワイトリカー1.8リットルで漬けてます。梅の下処理は梅干と一緒です。熱湯消毒した容器に入れて保管するだけなので、簡単なんです。
今回は、氷砂糖が余ったので、梅酒以外にもレモン酒といちご酒と作っています。いちご酒は初めて。1ヶ月後くらいには飲めるらしいので、今から楽しみです。
(左:いちご酒 奥:梅酒 右:レモン酒)
なんか・・・すっごい酒好きみたい(笑)
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梅といえば・・・
土用干ししたら教えてね、「つまみ食い」しに行くから(あの塩辛さが好き
私は去年ブランデーを使って「黒糖梅酒」作ったよ。
飲み頃になったので、ロック、ソーダ割りを楽しんでます
梅といえば・・・
アタシも、弱いけど、ビール大好き♪
それにしても、、、こまめだよね~
すごいなぁ~
ウチは漬け物は、父ちゃん担当なのだ(^^♪
アタシは食べる担当で~す!
otakaさんへ
土用干しした梅干は確かに美味しいよね。でも、うちのは多分すっごい辛いと思うよ。
「黒糖梅酒」おいしそ~。飲みにいっちゃおうかしら(笑)。
とん吉さんへ
いいなあ、とん吉さんの旦那さん。うちは旦那が食べる専門だもん。ただ、果実酒は、作るも飲むも私専門だけどね。